1. スーパーリーグの特徴
「スーパーリーグ」は、ポケモンGOバトルリーグの中でもCP制限1,500以下という条件があり、多種多様なポケモンが活躍できるリーグです。
- CP1,500以下という縛りがあることで、比較的手に入れやすいポケモンが活躍しやすいのが特徴。
- 使用率の高いポケモンは一定数決まっているものの、マイナーなポケモンも十分に勝ち筋を作ることができます。
- しかし、**「強ポケモン+優秀な技構成」**で挑むと、勝率を大幅に上げられるのも事実です。
2. おすすめポケモンと技構成
ここでは、スーパーリーグで実績があるポケモンとおすすめの技構成を紹介します。技の選択肢にはコミュニティ・デイ限定技も含まれることがありますが、なるべく一般的に入手しやすい構成を紹介しています。
2-1. ガラルマッギョ
- タイプ: じめん/はがね
- 推奨技構成:
- 通常技: マッドショット
- ゲージ技: じしん / いわなだれ
- 特徴: 優秀な耐性を持ち、扱いやすい高性能ポケモン。マッドショットのチャージ効率が高く、いわなだれで飛行タイプへの打点を確保しつつ、じしんで大ダメージを狙えます。
2-2. チルタリス
- タイプ: ドラゴン/ひこう
- 推奨技構成:
- 通常技: りゅうのいぶき
- ゲージ技: ゴッドバード / ムーンフォース
- 特徴: りゅうのいぶきが高火力で回転率もそこそこ。耐性が優秀で、耐久力もそれなりに高いです。フェアリーが苦手ですが、スーパーリーグでの使用率が高いため要注意。
2-3. マリルリ
- タイプ: みず/フェアリー
- 推奨技構成:
- 通常技: あわ
- ゲージ技: れいとうビーム / じゃれつく または ハイドロポンプ
- 特徴: 超安定の耐久ポケモン。タイプ耐性が広く、ドラゴンタイプやじめん、ほのおタイプに強い。技のバリエーションが豊富で、どの構成でも一定の強さを発揮できる。
2-4. ナマズン
- タイプ: みず/じめん
- 推奨技構成:
- 通常技: マッドショット
- ゲージ技: どろばくだん / ふぶき
- 特徴: どろばくだんの回転率が高く、苦手なくさタイプ以外には幅広く対応できる。ふぶきを採用することで、飛行・ドラゴンにも対応可能。
2-5. エアームド
- タイプ: はがね/ひこう
- 推奨技構成:
- 通常技: エアスラッシュ
- ゲージ技: ゴッドバード / ブレイブバード
- 特徴: はがね/ひこうの複合タイプで多くのタイプに強く出られる。ゴッドバードとブレイブバードの使い分けで、安定と高火力を両立できる点が魅力。
2-6. ヤミラミ
- タイプ: あく/ゴースト
- 推奨技構成:
- 通常技: シャドークロー
- ゲージ技: イカサマ / おんがえし(リトレーン済みの場合)
- 特徴: 弱点がフェアリーのみ(はがねやフェアリー技に注意)という優秀な耐性を持つ。シャドークロー+イカサマのコンボが高回転率で強力。
2-7. トドゼルガ
- タイプ: こおり/みず
- 推奨技構成:
- 通常技: こおりのつぶて
- ゲージ技: つららばり / じしん
- 特徴: こおり技でドラゴン、ひこう、じめんなどによい打点を持ちつつ、じしんではがね系にも対応可能。耐久も高めで安定感のあるポケモンです。
2-8. メディシン(メディチャム)
- タイプ: かくとう/エスパー
- 推奨技構成:
- 通常技: カウンター
- ゲージ技: れいとうパンチ / グロウパンチ または サイコキネシス
- 特徴: CP制限下では非常にコスパのいいポケモン。カウンターの火力が高く、れいとうパンチでひこうやドラゴンにも対策しやすい。ヤミラミと組み合わせることでフェアリー以外に幅広く対応しやすい。
3. 技構成の選び方のポイント
- タイプ相性のカバー
- 同じ弱点を被らないように複数ポケモンで補い合う。
- フェアリーやドラゴン、はがね、あくなど、環境で使用率が高いタイプをしっかりと対策できるように意識する。
- 回転率と火力のバランス
- マッドショットやシャドークローなど、高速チャージが可能な通常技を使えるポケモンはゲージ技を素早く撃てる。
- ブレイブバードやじしんなど、一発逆転の高火力技も重要。
- シールド管理
- スーパーリーグでは耐久が比較的高いポケモンが多いので、シールドをどこに使うかで勝敗が左右される。
- 技構成だけでなくシールド駆け引きも勝ち筋の一つ。
4. おすすめパーティ構築例
- 例1: ガラルマッギョ + マリルリ + ヤミラミ
- ガラルマッギョで苦手なくさタイプはヤミラミやマリルリで牽制。
- マリルリの高耐久で安定して戦況を整える。
- ヤミラミが等倍以上を取りやすく切り込み役として活躍。
- 例2: チルタリス + エアームド + ナマズン
- 飛行タイプ2体採用で、耐性と火力を活かしつつ、ナマズンで苦手なくさタイプをある程度牽制できる。
- エアームドとチルタリスはフェアリーに弱い点が被るので、出し負け時の引き先を工夫する。
- 例3: メディシン + ヤミラミ + エアームド
- メディシンとヤミラミは、互いに苦手なフェアリー以外に対して広い攻撃範囲を持つ。
- エアームドがフェアリーをある程度カバーすることでバランスを保つ。
5. まとめ
スーパーリーグではCP1,500以下という制限があるため、育成コストの低いポケモンでも十分に活躍可能です。しかし、技構成と相性補完をしっかりと考えることで勝率が上がります。今回紹介したポケモンは、環境トップクラスの使用率を誇るものばかりなので、手持ちにいる場合はぜひ採用を検討してみてください。
- 自分の手持ちやアメ、すなに余裕がある場合は複数育成して試し、手応えの良いものを中心にパーティを組むと安定感が増します。
- ゲージ技の解放にはコストがかかりますが、開放することで相手のシールドを削ったり、奇襲を狙う立ち回りができるようになるのでおすすめです。