あのアイドルがパパに!30代ファンが感じる嬉しさとちょっぴりの寂しさ

10代の頃、ステージで輝くアイドルに恋をして、「ずっと応援する!」と誓った私たち30代。それから約15年、20年…憧れのアイドルたちも年を重ね、ついにパパになる時代がやってきました。最近では嵐のメンバーたちが続々と結婚・子育て報告をしています。櫻井翔さんは2023年に第一子が誕生し、嵐から3人目のパパ誕生と話題になりました​

jprime.jp。推しの幸せなニュースにファンは歓喜!…だけど少しだけ「遠い存在になっちゃったな」と感じる寂しさも隠せません。今回は、自分たちが青春時代に熱狂したアイドルがパパやママになることについて、30代ファンの率直な気持ちを綴ります。

イントロダクション

2000年前後にティーンエイジャーだった私たちは、まさにアイドル黄金期のど真ん中にいました。ジャニーズでは嵐やKAT-TUN、関ジャニ∞などがデビューし、女性アイドルもモーニング娘。や浜崎あゆみさん、宇多田ヒカルさんなどスターが目白押し。毎日のようにテレビや雑誌で彼ら彼女らを追いかけ、恋に恋していたものです。「〇〇と結婚するのが夢!」なんて本気で思っていた人もいますよね(私もその一人でした…笑)。

しかし月日が経ち、アイドルたちも私たちファンも大人になりました。アイドル側はキャリアを積み、30代~40代となり、それぞれ人生の転機を迎えています。嵐の櫻井翔さんや相葉雅紀さんが結婚を発表したのは2021年。そして数年たった今、子供が生まれパパになったという報告が舞い込んできました​

ameblo.jp。他にも、V6解散後に井ノ原快彦さんがジャニーズ新会社の社長になったり、元モーニング娘。の辻希美さんは4児のママになったり…。まさに時代の移ろいを感じるニュースが続いています。

アイドルの結婚・パパ報告に沸く30代ファン

推しの結婚・出産ニュースが飛び込んでくると、まず第一に感じるのは純粋な喜びです。あのアイドルが幸せになってくれた!というのは、長年応援してきたファンにとって本当に嬉しいものですよね。特にジャニーズアイドルなどは恋愛や結婚を長らく公にしないケースも多く、「幸せになってほしいけど複雑…」と思っていたファンもいました。それが30代になった今は、ファン側も大人の余裕(?)ができ、「おめでとう!」と素直に祝福できる人が増えたように思います。

例えば嵐の場合、二宮和也さんがグループで初めて結婚したときは驚きましたが、その後相葉雅紀さん櫻井翔さんと続き、ファンも徐々に免疫がついた感があります(笑)。SNSでは「とうとう翔くんもパパか~!おめでとう!」と祝福の嵐(ダジャレじゃないです)でした​

jprime.jp。同時に、「嵐も3人が父親…時が経ったねぇ」としみじみする声も。そう、喜びつつも感じるのが時代の流れによるちょっとした寂しさなんですよね。

自分たちが10代の頃からトップアイドルだった彼らが父親になるという事実は、私たちファン自身が大人になったことを突きつけられる瞬間でもあります。「推しも年取ったけど自分も年取ったなぁ…」なんて思わず鏡を見ちゃったりして。「そりゃ私も30代になるわけだ」と苦笑しつつ、勝手に感慨深くなってしまいます。でも、それは決して嫌な寂しさではなく、嬉しい寂しさとでも言いましょうか。青春時代が遠くなってしまう一抹の切なさと、推しの幸せを見届けている誇らしさが入り混じった複雑な感情です。

みよみよの考察

私は学生時代、あるジャニーズグループ(まさに嵐です)の大ファンでした。ライブに通い、雑誌を切り抜き、将来は〇〇くんのお嫁さんになるんだ♪なんて夢見ていたものです。それがいつしか現実を知り(笑)、ファンとして遠巻きに応援するスタンスに落ち着きました。そして今、その〇〇くん(仮)が父親になったと聞き、驚きと同時に不思議とホッとしたんですよね。**「ああ、あの人もちゃんと人生歩んでるんだな」**って。

アイドルはいつまでもキラキラしていて不変の存在のように思えますが、実際は一人の人間で、私たちと同じように年を重ね悩み、選択をしている。それを改めて実感しました。自分自身、30代になって結婚したり仕事で壁にぶつかったり、人生の転機を経験してきましたが、アイドルたちも同じように人生を前に進めていたんだ、と妙にしみじみしてしまったんです。「そりゃそうだろ」と言われそうですが、ファン心理として推しは心の中でどこか“永遠の20代”みたいな感覚があったのかもしれません。

また、アイドルの家庭を持つ姿を見ることで、ファン側の人生も肯定されたように感じました。かつては「結婚なんて許せない!」と過激なファンもいましたが、30代ファンの多くは自分も家庭を持っていたり、現実を理解しています。むしろ推しが父親になって奮闘する姿を想像すると、「きっと素敵なお父さんになるだろうなぁ」と微笑ましくなります。例えば相葉くんなんて絶対優しいパパですよね。櫻井くんなら教育熱心そうだなとか、勝手に妄想が膨らみます(笑)。

その一方で、「もう二度とアイドルとしての彼らには戻れないんだな」という一抹の切なさも否めません。もちろん今でも芸能活動は続けてくれていますが、プライベートが充実していけば、アイドル活動はセーブされるかもしれません。それは喜ばしいことですが、往年のように恋愛御法度でファンだけ見ていてくれた時代が終わったと思うと、青春が遠ざかるようで少し寂しい。でも、それでいいんですよね。私たちファンも一緒に歳を取り、価値観がアップデートされたからこそ、こうして素直に祝福できているのだと思います。

まとめと読者への問いかけ

青春時代に夢中になったアイドルたちが次々と結婚し、パパやママになっていく。そんなニュースに接するたび、30代の私たちは時の流れを実感しつつ、心からのエールを送っています。少し前なら「結婚ロス」で落ち込むファンもいたでしょうが、今は「お幸せに!」と拍手できる。それは私たちが大人になり、推しを一人の人間として見守れるようになったからかもしれません。そして推しの幸せが、自分のことのように嬉しいんですよね。

皆さんは推しの結婚やお子さん誕生のニュース、どう感じましたか?「自分のことのように泣いた」「びっくりしたけど嬉しかった」「正直ちょっと複雑だった」など、いろんな声があると思います。青春時代と今の気持ちのギャップについてもぜひ聞かせてください。あなたの推しは今、幸せですか? そしてその幸せを、一緒に喜べていますか? 昔を懐かしみつつ、今後もずっと応援していきましょうね。