2025年4月26日発売の基本パック*「デュエリスト・アドバンス」に収録された新カードです。「通常モンスター」を活用する最新テーマ「原石(プリマイト)」の融合魔法カードですが、その汎用性の高さから既存デッキでも注目を集めています。この記事では*「原石融合」のカード情報(効果・条件)をすばやく紹介し、その強みや使い方、相性の良いカード・デッキ、実戦での活用方法*まで初心者にもわかりやすく解説します。最後まで読めば「原石融合」を120%使いこなせるようになるはずです!
原石融合の効果・基本情報
まずは**「原石融合」の基本効果**を押さえましょう。以下にカードの種類や効果をまとめます。
- カード名:原石融合(げんせきゆうごう)
- 種類:通常魔法カード
- 効果
①:通常モンスターを含む自分のフィールド・墓地・除外状態のモンスターを融合素材としてデッキに戻し、ドラゴン族の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキ・墓地からレベル5以上の「原石」モンスター1体を手札に加える。
※このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 - 収録:2025年4月26日発売 デュエリスト・アドバンス(DUAD‑JP065)
効果①のポイント
自分の場・墓地・除外ゾーンのモンスターをデッキに戻して融合素材にできるのが最大の特徴です。通常の融合魔法と異なり、墓地や除外から素材をまかなえるため手札・場の消費を抑えられます。しかも素材の中に1体「通常モンスター」が含まれていればOKなので、条件を満たせばエクストラデッキのあらゆる「ドラゴン族」融合モンスターを召喚可能です。たとえば墓地の通常モンスターとフィールドのドラゴン族モンスターをデッキに戻し、その組み合わせに合ったドラゴン族融合モンスターを呼び出す…といった使い方ができます。素材をデッキに戻すため使い回しもしやすく、「融合」カード特有のカード消費の重さを補えるのも強みです。
効果②のポイント
墓地へ送られたこのカード自身を除外することで、「原石」と名のつくレベル5以上のモンスター――つまり「原石」テーマの大型モンスターをサーチできます。融合召喚後のフォローとして後続の切り札を手札に加えられるため、次の展開に繋げやすくなります。例えば融合召喚後に**「原石竜インペリアル・ドラゴン」**などをサーチすれば、そのままアドバンス召喚に繋ぎ強力な効果を狙えます。この効果②は発動ターンに融合召喚をしていなくても使えるため、墓地に落としておいて後からサーチ役として活用することも可能です。
以上のように「原石融合」は、ドラゴン族融合モンスターなら何でも召喚できる汎用性と、自身が後続を呼ぶサポート性能を兼ね備えた非常に優秀なカードです。その強さがなぜ注目されているのか、次の章で詳しく見てみましょう。
「原石融合」が注目される理由
「原石融合」がこれほど話題になっているのは、単に新テーマのカードというだけでなく汎用的な強みが多いからです。主な注目ポイントを整理してみましょう。
- 新テーマ「原石」の切り札を支えるカードだから
「原石融合」は通常モンスター主体の新テーマである**「原石(プリマイト)」**において初の融合サポートカードです。これにより「原石」テーマに待望の融合モンスター《原石竜ネザー・ベルセリウス》が登場し、相手モンスターの効果を封じる強力な制圧力を得ました。テーマの強化カードとして公式発表時から注目度が高かったのです。 - あらゆるドラゴン融合デッキで利用可能な汎用性
効果①で**「ドラゴン族融合モンスターなら何でもOK」という緩い条件**が注目されています。これにより、新テーマ以外にも《青眼の白龍》(ブルーアイズ)や《真紅眼の黒竜》(レッドアイズ)など通常モンスターを含む既存ドラゴン族デッキで活躍が期待できます。実際、発売前からプレイヤー間では「ブルーアイズデッキでも使えそう!」との声が上がっていました。 - 融合素材を再利用できるリソース回収能力
素材を墓地へ送らずデッキへ戻す点も評価されています。通常、融合召喚は素材カードの消費が激しくアドバンテージ損失になりがちですが、「原石融合」なら素材の再利用が可能です。除外ゾーンのカードまで素材にできるため、長期戦で除外されたエースモンスターすら融合素材として呼び戻せる柔軟性も持ち合わせています。 - サーチ効果による継戦力アップ
効果②でデッキからレベル5以上の「原石」モンスターを手札に加えられるのも注目ポイントです。融合召喚後にさらなる切り札(例えば前述のインペリアル・ドラゴンなど)を準備できるため、1枚で二度おいしいカードと言えます。効果①でデッキに戻した通常モンスターを、サーチしたカードの効果で再展開するといった連携も狙えます。 - 制約が緩く使いやすい
「原石融合」には発動後の特殊召喚制限などのデメリット効果が一切ありません。例えば類似カードの**《真紅眼融合》**は発動ターン他の召喚・特殊召喚ができなくなる重い制約がありますが、「原石融合」にはそうした縛りがなく柔軟に動けます。展開途中で発動しても後続の召喚を妨げないため、コンボの繋ぎやすさも注目される理由です。
以上のポイントから、「原石融合」は新テーマの枠を超えて幅広いデッキで活躍が見込める強力カードとして注目されています。それでは具体的にどのような活用法があるのか、次で見ていきましょう。
原石融合の活用方法・使い方
ここからは「原石融合」を実戦でどう使いこなすか、具体例を挙げながら解説します。新テーマ「原石」デッキでの使い方はもちろん、ブルーアイズやレッドアイズなど他デッキでの応用例も見てみましょう。
1. 「原石」テーマでの使い方
- 《原石竜ネザー・ベルセリウス》を融合召喚
墓地やフィールドの通常モンスター+「原石」モンスターを素材にして、《ネザー・ベルセリウス》を融合召喚します。素材はデッキに戻るので無駄がありません。こうして出したベルセリウスは場の相手モンスター効果を封殺する永続効果を持ち、複数の通常モンスターを使っていれば攻撃力も大幅アップします。守備力0ながら攻撃力は素材次第で3000超えも狙えるため、この1体で強力な制圧が可能です。 - 効果②で大型モンスターをサーチ
融合後、墓地へ送られた「原石融合」を除外して**《原石竜インペリアル・ドラゴン》**等をサーチします。インペリアル・ドラゴンは通常モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚でき、召喚時に相手フィールドの全モンスター効果無効&墓地の通常モンスターの種類に応じて相手モンスターを一掃する強力効果を持っています。ベルセリウスによる制圧に加えてこのカードを構えれば、相手は身動きが取れなくなるでしょう。 - リソース循環と再展開
「原石」テーマの永続魔法《原石の皇脈》や速攻魔法《原石の鳴獰》でデッキから通常モンスターを供給しつつ、「原石融合」で融合→サーチという流れを組むことでデッキのカードを効率よく循環できます。効果①でデッキに戻した通常モンスターは、皇脈の効果で再びデッキからリクルートしたり、ベルセリウスが破壊された際に墓地から特殊召喚することも可能です(ベルセリウスはフィールドから墓地へ送られるとデッキから通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚できます)。このように融合→サーチ→再展開のループで途切れない攻勢を築けるのが「原石融合」の理想的な使い方です。
2. 【青眼デッキ】での使い方
- 大型融合体の召喚
ブルーアイズデッキには攻撃力3000超えのドラゴン族融合モンスターが多数存在します。例えば**《青眼の究極竜》(攻撃力4500)や《青眼の暴獣竜(ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン)》**などです。「原石融合」があれば、墓地や場のブルーアイズをデッキに戻してこれらを容易に融合召喚できます。事前に《トレード・イン》でブルーアイズを捨てておいたり、《太古の白石》の効果でブルーアイズを墓地・除外に送り込んでおけば、手札を減らさず素材を確保可能です。例えば墓地の《青眼の白龍》+墓地の《伝説の白石》をデッキに戻して《青眼の暴獣竜》を融合召喚すれば、罠カードの影響を受けず相手モンスター全体に攻撃できる強力な切り札が一手で場に出せます。 - リソース回収と展開補助
素材に使ったブルーアイズがデッキに戻る点もメリットです。通常の融合カードでブルーアイズを墓地へ送ってしまうと再利用に手間がかかりますが、「原石融合」なら戻ったブルーアイズを**《太古の白石》**のエンドフェイズ効果で再びフィールドに呼び出すことも可能です。融合→蘇生という動きで一気に攻撃態勢を整えられるでしょう。また、墓地の「原石融合」を除外して「原石」モンスターをサーチできる点も見逃せません。ブルーアイズデッキに1枚だけ《原石竜インペリアル・ドラゴン》を差しておけば、効果②でサーチして奇襲的にアドバンス召喚するといった芸当もできます。ブルーアイズをリリースしてインペリアルを召喚すれば前述の通り相手モンスターを無効・除外できますから、状況次第でブルーアイズにない効果による制圧を補えるわけです。 - コンボ例
例えば初手に《トレード・イン》+《青眼の白龍》+「原石融合」がある場合、まずトレード・インで青眼を捨てて2ドロー(青眼が墓地へ)。続いて「原石融合」を発動し、墓地の青眼+手札または墓地のドラゴン族をデッキに戻して融合召喚します。ここで出す候補は状況に応じて、攻撃重視なら3体素材で《青眼の究極竜》を、制圧重視なら《青眼の暴獣竜》を選ぶと良いでしょう。融合後、「原石融合」の墓地効果でデッキから《原石竜インペリアル・ドラゴン》をサーチしておけば万全です。次ターン以降、手札に加えたインペリアルをアドバンス召喚し、墓地に溜まった通常モンスターを利用して相手を一掃するという流れが作れます。このようにブルーアイズの火力と「原石」テーマの制圧力を融合的に活用できる点が【原石青眼】の面白さです。
3. 【レッドアイズデッキ】での使い方
レッドアイズ(真紅眼)デッキでも「原石融合」は有用です。レッドアイズは《真紅眼融合》による融合召喚が強力ですが、その反面「発動ターン他の召喚・特殊召喚不可」という制約が課される弱点があります。「原石融合」ならその制約なしに融合できるため、レッドアイズ融合体を並べて展開する新たな戦術が考えられます。
- 複数の融合召喚を狙う
レッドアイズデッキの代表的な融合モンスターには**《流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン》(Red‑Eyes + レベル6ドラゴン)や《アークデーモンの黒竜(アーチフィンド・ブラックスカル・ドラゴン)》(Red‑Eyes + 《サモン・スカル》)などがいます。従来は真紅眼融合1枚で1体出すのがやっとでしたが、「原石融合」を併用すれば1ターンに複数の融合モンスターを展開することも可能です。例として、《黒石の伝説》でデッキから《真紅眼の黒竜》(通常モンスター)をリクルート→「原石融合」で墓地の真紅眼+手札の《メテオ・ドラゴン》(通常モンスター)を素材に《流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン》を融合召喚→さらに手札の《真紅眼融合》を発動しデッキ融合で《真紅眼の鋼炎竜》をもう一体融合召喚、というように2体の大型融合モンスターを並べ立てる**動きも夢ではありません。原石融合自体に召喚制限が無いおかげで、真紅眼融合と組み合わせた爆発力が生まれます。 - 墓地リソースの有効活用
レッドアイズデッキは墓地活用が得意なテーマです。《黒竜降臨》や《真紅眼の霧雨》などで真紅眼を墓地に落としやすいため、「原石融合」でその墓地の真紅眼を素材にできます。素材に使った真紅眼がデッキに戻ることで、後続の《黒鋼竜-ブラックメタルドラゴン》によるサーチでデッキから再び真紅眼カードを持ってくることもできますし、融合素材として消費した通常モンスターをデッキに戻すことで《真紅眼の魂》などの後続サポートに繋げられるメリットもあります。効果②については、レッドアイズデッキ内でサーチしたい「原石」モンスターが特に無い場合でも、墓地のこのカードを除外してデッキ圧縮を図るという使い方も可能です(サーチ自体は任意ですのでデッキから引いてもOKです)。余裕があればエクストラに《原石竜ネザー・ベルセリウス》を採用し、効果②で《原石竜インペリアル・ドラゴン》をサーチ→手札の真紅眼をリリースしてインペリアル召喚というコンボも一応狙えます。レッドアイズ+原石の混合はロマン寄りですが、真紅眼融合に頼らない新たな真紅眼デッキとして研究の価値があるでしょう。 - コンボ例
《黒石の伝説》をリリースしてデッキから真紅眼(レッドアイズ)を特殊召喚し、そのまま「原石融合」を発動。フィールドの真紅眼+墓地のレベル6ドラゴン(例:過去に墓地へ送っておいた《メテオ・ドラゴン》など)を素材にデッキへ戻し、《流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン》を融合召喚します。メテオ・ブラック・ドラゴンの融合召喚成功時効果でデッキから別の真紅眼モンスターを墓地へ落としつつ効果ダメージを与えられるため、即座にライフを削ることも可能です。続いて墓地の「原石融合」を除外しデッキから《原石竜インペリアル・ドラゴン》をサーチ⇒手札の真紅眼をリリースしてインペリアルをアドバンス召喚すれば、相手モンスターを無効化しつつ除去できます。このように攻撃役と制圧役を一度に揃えることで、レッドアイズデッキの弱点だった展開力不足を補うことができます。
4. その他の活用アイデア
上記以外にも、「原石融合」は**「通常モンスター+ドラゴン族融合」というギミックを持つデッキ**なら幅広く応用可能です。いくつかアイデアを列挙します。
- 通常モンスター採用のドラゴンデッキで採用
遊戯王には《コスモクィーン》や《カイザー・グライダー》など、下級から上級まで様々なドラゴン族通常モンスターが存在します。例えば**【聖刻(ハイエラティック)】は下級ドラゴン族・通常モンスターをリクルートする動きが特徴のテーマですが、展開途中に「原石融合」を挟めばリクルートした通常ドラゴン+他の聖刻モンスター**でドラゴン融合を呼び出すこともできます。素材に使った通常ドラゴンは再びデッキに戻るため、聖刻の後続展開を邪魔しません。展開力のあるテーマに1枚差しておくだけで意外な切り札を出せるため、デッキの意表を突くギミックとしても面白いでしょう。 - 融合素材指定を緩和して活用
「原石融合」は融合先モンスターの指定する素材さえ満たしていれば発動できます。例えば**《竜騎士ガイア》(「ガイア」モンスター+ドラゴン族)の融合召喚にも使えますし、《B・ドラゴン・ジャングル・キング》(レベル7モンスター+獣族)のように素材の一部にドラゴン族以外を要求する融合モンスターでも、一方が通常モンスターであれば問題なく発動できます。要は「融合素材に最低1体は通常モンスターが含まれていること」が鍵ですので、融合デッキの素材配分を工夫すれば「原石融合」で出せる範囲は非常に広いのです。特に効果を持たない融合モンスター(いわゆるバニラ融合体)**も素材に通常モンスターを指定しているものが多く、今まで出しづらかった古典融合モンスターを蘇らせることもできます。 - 墓地肥やしカードとの組み合わせ
素材となる通常モンスターは手札・デッキから直接用意する手段がありません。そのため事前に墓地に通常モンスターを落としておくことが重要です。《おろかな埋葬》でデッキから落とす、展開コストで手札から捨てる、リンク素材に使って墓地へ送る等、墓地肥やしカードとの併用はぜひ意識しましょう。例えば【ドラゴンメイド】デッキであれば、《ドラゴンメイド・ティルル》の効果でデッキから通常ドラゴンを墓地へ送りつつ手札交換し、そのまま「原石融合」で《ハウスドラゴンメイド》を融合召喚する(ハウスの素材はドラゴンメイド+ドラゴン族なので、片方を通常ドラゴンにすれば条件達成)といった動きもできます。墓地に通常ドラゴンが落ちてさえいればどんなデッキでも発動できる汎用カードなので、クリエイティブな活用が可能です。
相性の良いカード・デッキまとめ
- ブルーアイズ(青眼デッキ) – 高打点の通常モンスター《青眼の白龍》を融合素材に、【ブルーアイズ・タイラントドラゴン】や【青眼の究極竜】など強力な融合体を展開できます。墓地の「原石融合」から《原石竜インペリアル・ドラゴン》をサーチする動きも組み込め、従来になかった妨害効果をプラスできます。手札コスト系カード(トレード・イン等)で青眼を墓地に送っておくとスムーズです。
- レッドアイズ(真紅眼デッキ) – 《真紅眼の黒竜》などの通常モンスターを多用する真紅眼とも好相性です。真紅眼融合の制約を受けずに動けるため、【流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン】や【アークデーモンの黒竜】といった融合モンスターを複数展開することも可能になります。素材の真紅眼がデッキに戻る利点を活かし、《黒鋼竜》によるサーチや《真紅眼の鎧旋》による蘇生の下準備にもなります。総じて展開力と持久力を底上げできるカードとして真紅眼ファンにも注目されています。
- 「原石」テーマのデッキ – 言うまでもなく本来のテーマである【原石】デッキでは必須級のカードです。複数投入して初手から融合→サーチの展開を狙いたいところでしょう。通常モンスターを多用する関係で手札事故(モンスター過多)になりやすい側面もありますが、「原石融合」は手札を消費せずに墓地・除外から動けるため安定性向上に貢献します。皇脈や鳴獰など既存サポートカードとのシナジーも高く、融合召喚後の展開力・制圧力は大幅アップします。新たな原石デッキの主軸としてぜひ採用しましょう。
- その他の通常モンスター系デッキ – 上記以外でも、デッキ内にレベルの高い通常モンスターを採用しているテーマなら幅広く検討可能です。例えば【カオス・MAXデッキ】では儀式召喚の素材としてブルーアイズなど通常モンスターを使いますが、儀式素材で墓地へ送ったブルーアイズを再利用して融合召喚を狙えます。また【ドラゴンリンク】系のデッキで《静螺のヴァレット》(通常モンスター)を採用していれば、「原石融合」で意表を突いた融合モンスターを出すこともできます。通常モンスター+ドラゴン族のギミックは意外と様々なデッキに存在するため、「ここで融合召喚できたら勝てるのに…」という場面のあるデッキでは一考の価値ありです。
まとめ
- 通常モンスターを含むモンスターをデッキに戻して融合召喚できる通常魔法カード。ドラゴン族融合モンスターなら種類を問わずエクストラデッキから呼び出せる柔軟さが魅力。発動後の特殊召喚制限もなく、コンボの繋がりを阻害しません。
- 墓地効果でレベル5以上の「原石」モンスターをサーチでき、融合後の追撃や次ターンの展開に繋げられます。1枚で融合召喚+サーチの働きをするためアドバンテージに優れ、長期戦でも腐りにくいです。
- 新テーマ【原石】デッキではテーマの融合エース《ネザー・ベルセリウス》を展開する要として必須。さらにサーチ効果でアドバンス召喚モンスター(インペリアル・ドラゴン等)を手札に加えることで、複数の大型モンスターによる制圧盤面を実現できます。
- ブルーアイズやレッドアイズなど従来の通常モンスターデッキを強化できる汎用カードとしても期待されています。墓地・除外のリソースを活用できるため、手札消費が重い大型融合も無理なく狙えます。特にブルーアイズでは融合召喚→蘇生による猛攻、レッドアイズでは真紅眼融合に頼らない新展開ルートを生み出すなど、昔ながらの人気デッキに新たな息吹を与えてくれます。
- 使う際はデッキに十分な通常モンスターを採用することと、墓地に通常モンスターを送る工夫が重要です。初動で通常モンスターが墓地・除外にいないと発動できないため、サーチやドローソースのコストに使う、テーマ内ギミックで墓地へ送るなどしておきましょう。また、融合先のチョイスも状況に応じて柔軟に。攻めるなら高攻撃力の融合体、守るなら妨害効果を持つ融合体といった具合にエクストラデッキの構築も工夫するとこのカードを最大限活かせます。
今後のデュエル環境でも、「原石融合」は通常モンスター救済の切り札として注目され続けるでしょう。その汎用性ゆえに思わぬデッキで活躍する可能性も秘めています。ぜひあなたのデッキでもこのカードを試してみて、新たなコンボや戦略を発見してみてください。通常モンスターの可能性を広げる「原石融合」で、ライバルに差をつける豪快な融合召喚を決めましょう!