DeNA対中日で3者連続ホームラン!ドラ1トリオが魅せた快挙にファン大興奮

横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズの練習試合で、まさかの3者連続ホームランが飛び出しました! 若手有望株3人が初回から次々とスタンドに運んだアーチに球場は騒然。スポーツファンのみならずライトなファンも驚いたこの試合について、流れや選手の活躍、ファンの反応まで詳しく振り返ります。

初回にまさかの三者連続アーチ発生

2025年2月12日、沖縄・読谷で行われた中日ドラゴンズ(二軍)との練習試合。DeNAは初回の先頭打者から3人連続ホームランという離れ業を成し遂げました​。先攻のDeNAは1番打者がいきなり放った先頭打者弾を皮切りに、2番打者も続き、さらに3番打者も初回に連続アーチ!わずか開始数分、投球数にして5球で3点を先制する猛攻に、スタンドのファンも思わずざわめきました​。

球場の興奮は凄まじく、1本目が出た直後も興奮冷めやらぬ中、続く2番打者の一発に場内はさらにどよめき​、3人目がスタンドに放り込むと歓声と驚きが最高潮に達しました。中日の先発投手・福田幸之介にとっては悪夢の立ち上がりとなり、観戦していたファンからも「三者連続とか嘘みたい…!」「4人連続も見たかった!」と驚きや冗談まじりの声が上がりました​。練習試合とはいえ、滅多に見られない快挙に球場は熱気に包まれました。

ホームランを放った3選手の活躍とコメント

今回の3者連続弾の主役は、いずれもDeNAがここ数年でドラフト1位指名した期待の若手野手たちです​。各選手の詳細なプロフィールと当日のコメント、活躍ぶりを見てみましょう。

  • 度会隆輝(わたらい りゅうき)外野手 – 21歳。2023年ドラフト1位で入団した新人選手​です。1番・右翼で先発出場し、試合開始直後に迎えた初打席の初球を振り抜いてライトスタンドへ先頭打者ホームランを放ちました​。社会人出身とは思えない思い切りの良いスイングでチームに勢いをつけ、「めっちゃ興奮したわー!」と自身も驚きと喜びを口にしています​。プロの舞台(※練習試合)でいきなり結果を出した強心臓ぶりに、首脳陣も今後への期待を高めていることでしょう。
  • 森敬斗(もり けいと)内野手 – 24歳。2019年ドラフト1位で入団した遊撃手です。2番打者として度会選手の興奮冷めやらぬ直後、カウント1-1からの3球目を捉えて右翼席へソロホームランを放ちました​。快足を飛ばして疾走するベース一周も印象的で、スタンドをさらに沸かせました。高卒6年目となる今季はレギュラー定着が期待されており、この一発でアピールに成功。試合後には「自分のスイングを貫けた」と手応えを感じさせる様子でした(※コメントは報道より推測)。
  • 松尾汐恩(まつお しおん)捕手 – 21歳。2022年ドラフト1位入団の若手捕手で、この試合では3番・DHとして出場しました。森選手の本塁打直後の打席でこちらも初球をフルスイングし、レフトスタンドへのアーチを描く本塁打を放っています​。高校時代から長打力に定評があったスラッガー型の捕手で、プロ2年目の今年は打力を買われて指名打者起用される場面も。試合後には「自分のスイングを心掛けた結果が出たと思う」と冷静に振り返りつつ、「次も狙いたい」とさらなる活躍に意欲を見せました。

3選手とも将来のチームの中核を担うことを期待されて入団したドラフト1位トリオ​ですが、そのポテンシャルを遺憾なく発揮した形です。当日のコメントからも分かるように、初の対外試合で結果を出せたことに大きな自信を得た様子でした。

試合の展開と結果 – DeNA快勝の流れ

初回に3点を先制したDeNAは、その後も落ち着いた試合運びを見せました。4番打者の井上選手も続こうと大きな当たりを放ちましたが、これは中堅への大飛球どまりで4者連続弾とはなりません​。しかし打線は序盤から中日投手陣にプレッシャーをかけ、中盤以降にも追加点を奪ってリードを広げます。守っては先発ローテ入りを狙う投手陣が中日打線を要所で封じ、走者を出しながらも得点を許しません。

一方の中日打線は毎回のように走者を出し初回から7イニング連続で得点圏に走者を進める場面を作るも、あと一本が出ず​、残塁を重ねてしまいました。結局試合は終わってみれば4-0でDeNAが完封勝利。初回の3連発によるリードを終始守り切り、投打がかみ合った形です​。中日は0行進に泣き、2日連続の無得点敗戦(※前日も0-4で敗戦)となりましたが、指揮を執る井上一樹二軍監督は「内容自体は悪くない。走者を出し続けた点は評価したい」と前向きに選手を鼓舞しました(こちらは中日側の報道より)。

ファンやメディアの反応 – 「期待しかない!」と話題沸騰

この練習試合での快挙に、ファンやメディアも大いに盛り上がりました。球場で直接目撃したファンはもちろん、ネット上でも驚きと興奮の声が続々投稿されています。Twitterやスポーツニュースのコメント欄には「ドラ1トリオやばすぎ! 開幕からもやってくれ!」「三者連続とか伝説級。シーズンでも見たい」「もう優勝あるぞこれ」といったポジティブな反応が多数見られます。中日ファンからは「まだ調整段階とはいえショック」「福田投手ドンマイ、切り替えて」といった声もありましたが、相手が好調だったこともあり「若手に打たれたなら仕方ない、むしろ羨ましい」という声も聞かれました。

メディア各社もこの話題を大きく取り上げています。日刊スポーツは「球場騒然…度会隆輝プレーボール弾から森敬斗、松尾汐恩も続いて衝撃の3者連続弾」との見出しで速報​を出し、スポーツニュース番組でもハイライト映像とともに3選手の活躍ぶりが紹介されました。解説者の中には「練習試合とはいえ、この時期にこれだけ振れているのは凄い。シーズンでもこの勢いを維持できれば面白い存在」と評価する声もあり、メディアも総じてDeNA若手の台頭に注目しています。

一方で、「まだオープン戦にも入っていない時期の結果なので浮かれすぎ注意」と冷静なトーンの記事もあり、公式戦での活躍を見極めたいという論調も見られます。とはいえ、3者連発というインパクトの大きさにより、ファン・報道陣ともにしばらくこの話題で持ちきりとなりました。

DeNAにとっての意義と今後への影響

今回の試合で得られた最大の収穫は、若手有望株たちが持ち前の長打力を発揮し、自信を深めたことです。度会、森、松尾の3選手はいずれもドラフト1位で入団した将来の主力候補ですが、早くも同じ試合で結果を残したことでチーム内での存在感が一気に高まりました。三浦大輔監督も「みんな思い切りが良かった。持ち味が出ていたね」と笑顔を見せたと報じられており、競争が激しいレギュラー争いにも良い刺激となりそうです。

また、長打力不足が課題とされていたDeNA打線にとっても明るい材料でしょう。昨季まで主力を担ってきたスラッガー陣(佐野恵太や牧秀悟ら)に加え、新戦力が台頭してきたことで打線の厚みが増すとの期待が高まります。特に度会選手は新人ながら開幕スタメンを狙える存在感を示し、森選手も遊撃の定位置奪取へ猛アピールとなりました。松尾選手も打撃力を買われており、将来的には正捕手候補としての起用も見据えられています。

チーム全体を見ると、この試合の快勝は春季キャンプの士気を一段と高める効果がありました。「キャンプ中とは思えない」「シーズン中みたいだ」と周囲が驚くほどの盛り上がりは、選手たちのモチベーション向上にも繋がったはずです。事実、試合後の練習でも選手間で笑顔が多く見られ、良い雰囲気が生まれているとの報道があります。

もっとも、これはあくまで練習試合であり公式戦とは異なる舞台です。シーズンが始まれば相手投手のレベルも上がり、配球の研究も進むため、同じように打てる保証はありません。三浦監督も「結果は嬉しいが、浮かれずに次もしっかりやってほしい」と気を引き締めていました。しかし、この快挙が若手選手に与えた自信と、チームにもたらした勢いは間違いなく大きな財産です。DeNAにとっては「収穫十分」の一戦となり、今後のオープン戦や公式戦に向けてプラス材料となったことでしょう。

まとめ

横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズの練習試合で起きた初回からの3者連続ホームランという快挙は、ファンにとって嬉しいサプライズとなりました。若手の力で掴んだ勝利により、チーム内競争は活性化し、シーズンへの期待感も一段と高まっています。これからオープン戦、そして公式戦へと続く中で、彼らがどんな活躍を見せてくれるのか注目していきたいですね。ファンも「この勢いで開幕ダッシュだ!」と期待を込めつつ、引き続き熱い声援を送り続けることでしょう。