はじめに
忙しいときや夜食に大活躍の袋麺。手軽さとコスパの良さで、長年愛されてきました。
実際、一般社団法人日本即席食品工業協会の発表(※1)によると、2022年の即席麺(袋麺・カップ麺)の年間出荷数は過去最高を更新。袋麺も多彩なフレーバーや限定商品が次々と登場し、選択肢はますます広がっています。
そこで本記事では、「2023年最新版」として定番のロングセラーから注目の新作まで、実際に食べ比べた結果をもとに人気ランキングTOP10をピックアップ。味や価格、調理のしやすさなどの観点でレビューし、袋麺選びの参考にしていただける情報をお届けします!
※1: 日本即席食品工業協会「インスタントラーメンに関する最新統計情報」より抜粋。
1. 袋麺の魅力とは?
- コスパ抜群
1食あたり100円前後の商品も多く、家計にやさしい。 - アレンジ自由度が高い
自分好みにトッピングやスープ調整ができる。野菜や肉をプラスすると栄養バランスもUP。 - 常備食として安心
賞味期限が比較的長く、非常時や夜食にぴったり。好きなフレーバーをストックしておけばいつでも楽しめる。
2. 【2023年最新版】袋麺 人気ランキングTOP10
ここでは、編集部が実際に試食・調査したうえで総合評価を行い、味・香り・コスパ・入手しやすさなどを考慮してランキングを作成しました。なお、個人の好みによって評価は変わる可能性があるため、参考程度にご覧ください。
第10位:マルタイ「長崎ちゃんぽん」
- 特徴: 野菜や魚介のエキスが詰まった、まろやかな白濁スープが魅力。麺もちゃんぽんらしくやや太め。
- 価格目安: 1食あたり130~150円程度
- ポイント: 野菜や海鮮ミックスを入れると、さらに本格的な長崎ちゃんぽんに。
第9位:東洋水産「マルちゃん正麺 豚骨」
- 特徴: 生麺のような食感を追求した麺が人気。豚骨のコクがしっかり感じられる。
- 価格目安: 1食あたり110~130円程度
- ポイント: 細麺タイプでスープとの絡みが良い。ニンニクや紅ショウガをトッピングすると◎。
第8位:サッポロ一番「みそラーメン」
- 特徴: ロングセラーみそ味。香り高いスープとごまの風味がクセになる定番商品。
- 価格目安: 1食あたり100円前後
- ポイント: バターやコーンなど北海道風トッピングが相性抜群。
第7位:明星「チャルメラ バリカタ豚骨」
- 特徴: 極細麺が特徴の豚骨系。博多ラーメンのような硬め食感が楽しめる。
- 価格目安: 1食あたり100~120円程度
- ポイント: アレンジで替え玉感覚も味わえる。ニラやきくらげなどをプラスすると一気に本格派に。
第6位:日清「ラ王 醤油」
- 特徴: ノンフライ麺で生麺のようなツルツル食感。王道醤油味はあっさりながらコク深い。
- 価格目安: 1食あたり130~150円程度
- ポイント: ラオウシリーズは複数フレーバーがあるため、好みで選びやすい。
第5位:サッポロ一番「塩ラーメン」
- 特徴: みそラーメンと並ぶ定番中の定番。ニンニクや胡麻の風味が効いたさっぱり味。
- 価格目安: 1食あたり100円前後
- ポイント: シンプルな塩味なので、野菜・海鮮など幅広くトッピング可能。アレンジの自由度が高い。
第4位:エースコック「スーパーカップMAX とんこつラーメン」
- 特徴: ボリューム重視の大盛り麺。豚骨の濃厚スープでガッツリ食べたい人に人気。
- 価格目安: 1食あたり130~160円程度
- ポイント: とにかくお腹いっぱい食べたい!というときにおすすめ。カロリーはやや高め。
第3位:日清「チキンラーメン」
- 特徴: 創業1958年の元祖即席ラーメン。鶏ガラベースのスープが懐かしい味わい。
- 価格目安: 1食あたり90~100円程度
- ポイント: お湯をかけて1分ほどでOKという手軽さは他にない強み。生卵を落とすのが定番スタイル。
第2位:マルちゃん正麺「醤油」
- 特徴: 麺のコシやツルミを追求した製法で、乾麺ながら“生麺に近い食感”と評判。スープは王道の醤油。
- 価格目安: 1食あたり110~130円程度
- ポイント: 万人受けする味わいで、家庭でのリピート率が高い。ごま油やネギを加えるだけでも贅沢感アップ。
第1位:サッポロ一番「塩ラーメン(アレンジ含む)」
- 特徴: 今回の調査で一番支持が高かったのが、やはり老舗の「サッポロ一番 塩ラーメン」。あっさりとした塩味にごまやスパイスの風味が独特。
- 価格目安: 1食あたり100円前後
- ポイント: アレンジレシピが豊富で、トマトや野菜炒めなど、家族それぞれの好みに合わせられる。
- おすすめの食べ方: 溶き卵をふんわり入れる「玉子とじ」やバター+コーンのせなど、バリエーション無限大。
3. 選び方のポイント
- 味の好みを優先
醤油・塩・味噌・とんこつなど、自分が好きなテイストをベースに選ぶと失敗が少ない。 - 麺の種類をチェック
ノンフライ麺は油っぽさが少なくヘルシー、生麺風はコシがあって食べ応えがある。 - アレンジのしやすさ
シンプルなスープほど、野菜や肉などのトッピングとの相性が広くアレンジ自由度が高い。 - 値段とボリュームのバランス
大盛り系はボリューム満点だがカロリー高め。家族の人数や食事シーンに合わせて検討すると◎。
4. 袋麺をさらに美味しくするアレンジ術
- 野菜たっぷり炒めのせ
もやし・キャベツ・ニラなどをサッと炒め、塩コショウやにんにくで味付けして乗せるだけで栄養バランスアップ。 - 卵・チーズ・バターなどの乳製品アレンジ
クリーミーさやコクがプラスされ、スープの深みが増す。 - シメご飯/雑炊
スープが余ったら、ご飯を入れて雑炊にするのもおすすめ。無駄なく美味しいラーメンライフを満喫。
5. よくある質問(Q&A)
Q1. 袋麺はカップ麺よりもカロリーや塩分が高いって本当?
- 商品によって異なりますが、カップ麺は容器を含む分量が多かったり油揚げ麺の割合が違ったりするので、一概に「どちらが高い」とは言い切れません。栄養成分表示をチェックして比較するのが確実です。
Q2. 生麺タイプと普通の乾麺タイプ、どっちが美味しい?
- 個人差が大きいので好み次第。ただし、生麺タイプはコシや食感が優れているという声が多く、乾麺タイプは保存性やアレンジ自由度に優れる傾向があるようです。
Q3. 小さい子どもにも安心して食べさせられる商品はある?
- 塩分量や辛味の有無を確認し、できれば野菜やたんぱく質を加えて栄養バランスを整えると安心。離乳食期や幼児の場合はラーメン自体が塩分多めなので注意が必要です。
まとめ
袋麺は、コスパ・アレンジ自由度・保存性の高さが魅力で、忙しい現代人の食生活を支える心強い存在。
- サッポロ一番 塩ラーメンやマルちゃん正麺などのロングセラー商品は、年代を問わず愛される味。
- 新作や地域限定フレーバーも登場し続けており、いつでも新鮮な気持ちで楽しめる。
自分好みの味や食感を見つけ、アレンジレシピにも挑戦してみると、袋麺の世界がさらに広がります。ぜひ本ランキングを参考に、次回のお買い物でお気に入りの袋麺をゲットしてみてください!