ドラマ『トリリオンゲーム』が熱い!30代が夢中になるチャレンジストーリー

「俺たちで世界一のワガママを手に入れる!」――こんな強気なセリフにワクワクしたのはいつぶりでしょう?2023年に放送されたTVドラマ『トリリオンゲーム』、そして待望の映画版​が2025年2月に公開され、今30代の間でもひそかに話題になっています。正反対な性格の若者2人がコンビを組み、無謀とも言えるビジネスに挑む姿は痛快そのもの!現実ではすっかり堅実になった私たち30代も、彼らの破天荒なチャレンジに胸を躍らせ、「自分ももう一花咲かせたい!」なんて思ってしまうのです。一見若者向けのサクセスストーリーに見える『トリリオンゲーム』が、なぜ30代の心に刺さるのか。その魅力と独自の視点を語ります。

イントロダクション

『トリリオンゲーム』は稲垣理一郎(『Dr.STONE』等)原作、池上遼一作画の漫画が原作です。2023年にSnow Manの目黒蓮さんと俳優の佐野勇斗さんのW主演でドラマ化され、大きな話題を呼びました。目黒蓮さん演じるハル(天王寺陽)は超楽天的でカリスマ性のある“世界一ワガママ”な男。一方、佐野勇斗さん演じるガク(平学)は内気な天才プログラマー。この正反対の二人がゼロから会社を立ち上げて、文字通り“トリリオン(兆)”の富をつかもうとする物語です。

ドラマ版では、ハルとガクが知恵と度胸で次々とビジネスチャンスをものにしていく様子が痛快に描かれ、視聴者を魅了しました。そして2025年には劇場版が公開​。ドラマのキャストが再集結し、スケールアップした物語が展開されるとのことで、ファンは大興奮です。現代のサクセスストーリーとして若い世代に人気なのはもちろんですが、実は「自分もかつて起業を夢見た」「会社でくすぶってるけど勇気をもらえた」という30代視聴者の声も多く聞かれます。夢に向かって突き進む2人の姿が、忘れかけていた情熱を呼び覚ましてくれるんですよね。

異色バディの奮闘に30代が共感!

ハルとガクという異色バディの組み合わせが、この作品最大の魅力です。一見かみ合わない二人ですが、お互いにないものを補完し合って突き進む様子はまさに理想のビジネスパートナー像。30代ともなると職場でのチームワークや友人との関係でも、自分にない強みを持つ相棒の大切さが身に染みますよね。トリリオンゲームを観ていると、「ああ、自分にもこんな相棒がいたら…!」なんて羨ましくなってしまいます。

ハルの型破りな行動力とポジティブさは、社会の荒波にすれて現実的になった我々にとって眩しいくらい。無茶だろうがなんだろうが「やればできる!」と突っ走る姿に、「昔は俺もああだった」と懐かしく思う人もいるでしょう。逆にガクの方は口下手で引っ込み思案だけど、秘めた才能と情熱を持っているタイプ。普段は地味に生きているけど本当は…という30代は彼に感情移入しちゃいますよね。ガクがハルに引っ張られて殻を破っていく様子は、「自分も勇気を出せば何か変われるかも」と希望を与えてくれます。

また、物語の展開自体がとても痛快で爽快。IT企業立ち上げから始まり、資金調達、ライバル企業との攻防、株式公開…とビジネスのイベントが次々訪れます。普通なら「そんな上手くいくかよ!」と思うようなピンチも、ハルとガクは知恵と奇策で乗り越えてしまう。その度にこちらはスカッとした気分になり、「よっしゃ!やってやれ!」と画面越しに拳を握って応援していました。仕事や生活でストレスを抱えがちな30代にとって、このカタルシスはたまりません。ありえないほどハイテンポな成功譚だからこそ、見終わった後に不思議と元気が湧いてくるんです。

みよみよの考察

私が『トリリオンゲーム』に夢中になった理由の一つは、「大人の自分が忘れていた挑戦心を刺激された」ことです。20代の頃は「いつか起業したい」「大きなことを成し遂げたい」と燃えていたのに、現実の壁にぶち当たって諦めてしまった夢がいくつかあります。そんな自分にとって、ハルとガクの姿はかつての自分が描いていた理想の投影でした。彼らは失敗を恐れず(というか、むしろ失敗さえも次の糧にして)突き進んでいく。その姿に、「そうだ、挑戦し続けることこそ大事なんだよな」と胸を突かれたんです。

また、作中で描かれるビジネスの駆け引きやトラブル解決法には、現実社会にも通じるヒントが詰まっています。もちろんドラマなのでかなり脚色されていますが、「ピンチをチャンスに変える発想」や「人脈と信頼の大切さ」など、30代の社会人が頷ける要素も多い。ハルの口八丁で出資を取り付けるシーンなんて、「営業の極意や…!」と感心しちゃいました(笑)。現実では真似できないけれど、マインドセットとして学べるところがあるのが面白いですね。「大胆さと慎重さのバランス」とか、「勝負所ではリスクを取る勇気」とか、つい自分の仕事にも置き換えて考えてしまいました。

さらに、ドラマ版のキャストの魅力も語らずにはいられません。目黒蓮さんのハルは爽やかな色気と破天荒さが同居していて、男女問わず惹かれるキャラクターになっていました。Snow Manファンでなくとも「目黒蓮カッコいい!」と思った30代女性は多いはず。佐野勇斗さんのガクも、最初は冴えない青年だったのが回を追うごとに逞しく成長していき、その演技に思わず拍手。そして何より、二人のバディケミストリーが最高なんです。凸凹コンビが力を合わせる王道展開に、30代という年齢も忘れて手に汗握ってしまう。子供の頃に観たジャンプ漫画のアニメのような熱い気持ちを、実写ドラマで味わえるとは思いませんでした。

まとめと読者への問いかけ

『トリリオンゲーム』は30代に元気と勇気をくれるエンターテインメントです。若さゆえの無鉄砲さと情熱をもう一度思い出させてくれるような、そんな不思議な魅力があります。観終わった後、「よし、自分も明日から頑張ろう!」「まだ遅くない、何かチャレンジしてみよう!」という前向きな気持ちになれました。現実はドラマのように上手くいかなくても、挑戦すること自体を楽しむ心を取り戻せたのが大きいです。

皆さんは『トリリオンゲーム』を観ましたか?ハルとガクのどんなところに刺激を受けましたか?「自分も昔起業考えてたな~」「こんな親友と一緒に仕事できたら最高だな」など、感じたことがあればぜひ教えてください。あるいは、「自分だったらこんなトリリオンゲームに挑戦してみたい!」なんて妄想も大歓迎です。30代のあなたがもう一度燃えてみたい夢、語り合いましょう!