ポケモンGOのGOロケット団リーダー「アルロ」が2025年2月のラインナップ変更で新たな手持ちポケモンを引き連れて登場しました。アルロは強力なシャドウポケモンを使うため、油断すると上級トレーナーでも苦戦しかねません。本記事では2025年2月時点でのアルロの最新手持ちとその弱点、最適な対策ポケモン、そして効率的なバトル戦略について詳しく解説します。タイプ相性や最先端のメタ知識を駆使し、アルロを確実に攻略しましょう。
アルロの最新手持ちポケモン(2025年2月)
現在(2025年2月)アルロが繰り出してくるシャドウポケモンは以下のとおりです:
- 1体目(固定) – アローラベトベター (毒/悪タイプ)
- 2体目(ランダム) – ヤドラン (水/エスパータイプ) / ギャラドス (水/飛行タイプ) / ダグトリオ (地面タイプ)
- 3体目(ランダム) – ハッサム (虫/鋼タイプ) / メタグロス (鋼/エスパータイプ) / アローラベトベトン (毒/悪タイプ)
アルロは以上のように計7種類のポケモンを使用してきます。1体目は常にアローラベトベターで固定で、2体目・3体目はそれぞれ3択の中からランダムで選出されます。シャドウポケモンは通常のポケモンより攻撃力が20%高い反面、防御力が20%低下しています。アルロのポケモンはいずれも高いCPと種族値を持つため、弱点を突けるタイプのポケモンで効率よくダメージを与えることが攻略の鍵です。
メモ: 2025年2月現在、アルロ戦で勝利するとシャドウアローラベトベターをゲットできます(低確率で色違い出現)。シャドウポケモンは基本的にそのまま運用したほうが強力ですが、コレクション目的での**リトレーン(浄化)**も可能です。
各ポケモンの弱点と最適なカウンター
続いて、アルロが使う各ポケモンの弱点と上級者におすすめのカウンター候補を詳しく見ていきます。タイプ相性を最大限に活かし、二重弱点を突ける場面では積極的に狙いましょう(例:ギャラドスに対する電気、ハッサムに対する炎はダメージが倍増します)。
アローラベトベター(1体目/毒・悪タイプ)
弱点: 地面のみ(※毒の弱点であるエスパーは悪タイプで無効化)
耐性: 草・妖精・悪・ゴースト・毒など多数
アルロの初手アローラベトベターは弱点が「じめん」しかありません。そのため、地面タイプの高火力アタッカーで弱点を突くのが最も効果的です。具体的には以下のようなポケモンが最適でしょう:
- グラードン – (技: マッドショット×だんがいのつるぎ or じしん)
伝説の地面アタッカー。コミュニティデイ限定技のだんがいのつるぎを覚えていれば、圧倒的な火力でベトベターのHPを削り取れます。 - ガブリアス – (技: マッドショット×だいちのちから)
高種族値のドラゴン/地面タイプ。だいちのちから解放済みであれば弱点を突きつつ素早くゲージ技を繰り出せます。耐性も優秀で後述する他のポケモン相手にも融通が利きます。 - ドリュウズ – (技: どろかけ×ドリルライナー)
地面/鋼タイプで弱点を突きつつ耐久面も安定。ドリルライナーは消費ゲージが少なく回転率が良いため、ベトベターのシールドを剥がす役目にも適しています。
その他、ランドロス(霊獣フォルム)やドサイドン(どろかけ×じしん)など、地面タイプで高い攻撃力を持つポケモン全般が活躍します。とにかく地面技で弱点を突ければ短時間で倒せるため、初手には地面アタッカーを用意しましょう。
ワンポイント: ベトベター(アローラ)は弱点が地面のみである反面、耐性が多く中途半端な攻撃ではじわじわ削られてしまいます。エスパータイプも悪タイプに阻まれて効果がないためNGです。確実に地面技で攻め、短期決戦で突破しましょう。
ヤドラン(2体目候補/水・エスパータイプ)
弱点: 電気・草・虫・ゴースト・悪
耐性: 炎・水・氷・鋼(※エスパータイプの耐性: 格闘・エスパー)
ヤドランは耐久が高く技も多彩ですが、電気タイプで弱点を突くのが最もオーソドックスかつ有効です。またエスパー複合であるため悪タイプの一貫も取れます。おすすめカウンターは以下の通り:
- ゼクロム – (技: でんきショック×ワイルドボルト)
攻撃力トップクラスの電気ドラゴン。ワイルドボルト連発でヤドランのHPをゴリ押しできます。ドラゴン複合のため、水技を半減できる点も優秀です。エスパー技のダメージも等倍に抑えられます。 - ライコウ(シャドウライコウ) – (技: ボルトチェンジ×ワイルドボルト)
純電気タイプの伝説ポケモン。シャドウ個体ならさらに火力が上昇します。ボルトチェンジの高EPSで素早くゲージを溜め、弱点のワイルドボルトを叩き込みましょう。 - ダークライ – (技: バークアウト×あくのはどう)
高攻撃力の悪タイプ。エスパーに対して抜群を取れる上に、バークアウト→あくのはどうの回転も速めです。ヤドランのエスパー技「ねんりき」を二重耐性で受けられるため(悪タイプはエスパー技無効)、安定して戦えます。
他にはジュペッタやゲンガーなどゴーストタイプでゴリ押しする手もありますが、ヤドランのエスパー技で返り討ちに遭いやすいため上級者でも注意が必要です。草タイプではザルード(つるのムチ×パワーウィップ)もおすすめです。ザルードは悪タイプ複合のためエスパー技を無効化しつつ、水に弱点を突ける理想的な対策です。ただし入手難易度が高いため、手持ちにない場合は他の電気・悪ポケモンで代用しましょう。
ギャラドス(2体目候補/水・飛行タイプ)
弱点: 電気(二重弱点)、岩
耐性: 地面無効;炎・格闘・鋼・虫・水など
ギャラドスは電気タイプが二重弱点であり、最も効率的に倒せます。岩タイプでも弱点を突けますが、水に耐性がない岩ポケモンだとギャラドスの技次第では打ち負ける可能性があります。確実なのはやはり電気タイプです。具体例:
- ゼクロム – (技: でんきショック×ワイルドボルト)
先述のゼクロムはギャラドス戦でも大活躍。でんきショック→ワイルドボルトで弱点を突けば、ギャラドスのHPを一気に削れます。ギャラドスの「たきのぼり」もドラゴン複合で耐えられるため安定感◎。 - エレキブル(シャドウエレキブル) – (技: でんきショック×ワイルドボルト)
高火力の電気アタッカー。シャドウならさらに攻撃力が上がり、脆さと引き換えに火力特化でギャラドスを制圧できます。耐久面は低いのでシールド温存は必須です。 - ドサイドン – (技: うちおとす×がんせきほう)
岩/地面タイプ。コミュニティデイ技がんせきほうを習得済みなら、電気ほどではないものの強力な岩技でギャラドスのHPを削れます。うちおとすでの削りも優秀。ただし水技には弱点を突かれるため、相手の技構成によっては注意。
その他、サンダー(でんきショック×10まんボルト)、ジバコイル(スパーク×ワイルドボルト)、メガデンリュウなど電気タイプなら基本的に有利です。ギャラドスは攻撃技にハイドロポンプ(水)や噛み砕く(悪)、ドラゴンクロー等を持つ場合がありますが、電気タイプなら等倍以下で受けられます。二重弱点の電気で一気に押し切るのが吉です。
ダグトリオ(2体目候補/地面タイプ)
弱点: 水・草・氷
耐性: 電気無効;毒・岩
ダグトリオ対策には水タイプが筆頭候補です。高耐久の水ポケモンであれば安定して弱点を突け、他の候補(ヤドラン・ギャラドス)相手でも腐りにくいです。具体的な対策ポケモン:
- カイオーガ – (技: たきのぼり×なみのり or かみなり)
最強クラスの水アタッカー。高い攻撃種族値と耐久力でダグトリオを難なく突破できます。なみのり連打で押しても良いですし、他の敵に備えてかみなりをサブ技に入れておけばギャラドスやヤドランにも対応可能です。 - ラグラージ(メガラグラージ) – (技: マッドショット×ハイドロカノン)
地面/水タイプで弱点を突きつつ耐久も十分。コミュニティデイ技ハイドロカノンの DPS は圧巻で、ダグトリオを数発で倒せます。メガシンカすれば火力がさらに上昇し、他の手持ちポケモンの水・地面技強化にも貢献します。 - ロズレイド – (技: はっぱカッター×ソーラービーム)
高火力の草タイプ。等倍の技も多いですが、はっぱカッターの削り性能で押し切りつつ、ソーラービームで大ダメージを与えられます。エスパー技を使うヤドラン相手には毒複合のため注意が必要ですが、ダグトリオ専任なら問題ありません。
他にもメガフシギバナ(つるのムチ×ハードプラント)やマンムー(こおりのつぶて×ゆきなだれ)など弱点を突けるポケモンが有効です。ただしダグトリオは岩技(ストーンエッジ等)を繰り出す可能性もあるため、氷や虫など岩弱点を持つポケモンで挑む際は被弾に注意しましょう。水・草であれば比較的安定して攻略できます。
メモ: ダグトリオは「電気無効」の特性を持つため、もしギャラドス/ヤドラン対策で電気ポケモンを出していると苦戦します。電気ポケモンのみで挑むのは避け、ダグトリオが出てきたら素直に水か草タイプに交代しましょう。
ハッサム(3体目候補/虫・鋼タイプ)
弱点: 炎(二重弱点)、地面
耐性: 草・氷・エスパー・虫・ドラゴン・妖精・鋼・毒・ノーマル(耐性非常に多い)
ハッサムは防御面の耐性が非常に優秀ですが、その分炎タイプに二重弱点を抱えています。したがってほのおタイプの技で攻めるのが最適解です。一撃の火力を重視し、短時間で倒してしまいましょう。
- ファイヤー – (技: ほのおのうず×オーバーヒート)
高火力のほのおアタッカー。オーバーヒートは1発で大ダメージを与えられる代わりに自身の攻撃が下がりますが、ハッサム相手ならデバフを気にする前に倒しきれるでしょう。虫・鋼両方のタイプに耐性があるため、被ダメージも抑えられます。 - リザードン(メガリザードンY) – (技: ほのおのうず×ブラストバーン)
コミュニティデイ技ブラストバーンを覚えたリザードンは対ハッサムの切り札です。メガシンカすれば火力はさらに上昇し、耐久も強化。二重弱点を突けば数秒でハッサムを撃破可能です。鋼技も半減できます。 - シャンデラ – (技: ほのおのうず×オーバーヒート)
ゴースト/炎タイプ。攻撃種族値が高く、オーバーヒートでハッサムを一撃粉砕できます。耐久は低めですが、ハッサムの技(とくに虫技)は炎に今ひとつのため問題ありません。ゴースト複合なので、もし相手が違うポケモンでも役割を持てる点も◎。
炎タイプ以外では、地面タイプのポケモン(グラードンやガブリアスなど)もハッサムに対して有効です。ハッサムは鋼タイプを含むため地面技が弱点であり、じしんなどでも着実に削れます。ただし二重弱点の炎で攻めたときの瞬発力には劣るため、時間短縮と安定攻略のためにも炎アタッカーの投入を強く推奨します。
メタグロス(3体目候補/鋼・エスパータイプ)
弱点: 炎・地面・ゴースト・悪
耐性: ノーマル・飛行・岩・鋼・超能力・氷・ドラゴン・妖精・毒(耐性多い)
メタグロスは耐久・火力ともに非常に高い強敵ですが、弱点も多く対策の幅は広いです。中でも炎タイプと地面タイプで攻めるのが効果的で、次点でゴースト・悪タイプも有効です。上級者向けの対策ポケモン例:
- レシラム – (技: ほのおのキバ×オーバーヒート or クロスフレイム)
ドラゴン/炎の伝説ポケモン。高い攻撃性能と耐久を兼ね備え、オーバーヒートや専用技クロスフレイムでメタグロスのHPをごっそり削れます。鋼技を半減できるため被ダメージも抑制可能です。 - エンテイ – (技: ほのおのキバ×オーバーヒート)
伝説の炎ポケモン。こちらも炎技で押す戦法です。耐久が高く多少の被弾は気になりません。メタグロスのコメットパンチ(鋼技)やサイコキネシス(エスパー技)に注意しつつ、弱点の炎技を連打しましょう。 - グラードン – (技: マッドショット×じしん)
地面枠から再度登場。メタグロスの鋼タイプに抜群を取れるじしんで攻めます。エスパー技は等倍ですが高威力のため、必要に応じてシールドで防ぎつつ確実に倒します。シャドウメタグロスは耐久が下がっているため、グラードンの地面技で押し切ることが可能です。 - ギラティナ(オリジンフォルム) – (技: シャドークロー×シャドーボール)
伝説のゴーストドラゴン。シャドーボールがエスパーに抜群で、メタグロスの弱点を突けます。耐久力にも優れるためメタグロスの攻撃に耐えつつ安定して戦えます。鋼技は半減できませんが、ドラゴン複合で等倍に抑えられます。
他にはバンギラス(かみつく×かみくだく)やシャンデラ(シャドーボール)で弱点を突く方法もあります。ただしメタグロスの地震やサイコキネシスには要注意です。特にシャドウメタグロスは攻撃力が高く、こちらのポケモンが等倍で受けると大ダメージになりがちです。弱点を突ける高火力ポケモンで一気に畳み掛け、必要に応じてシールドを使用して切り抜けましょう。
アローラベトベトン(3体目候補/毒・悪タイプ)
弱点: 地面のみ
耐性: エスパー無効;草・妖精・悪・ゴースト・毒・炎・闘・虫など多数
最後の候補、アローラベトベトンも初手のベトベターと同じく弱点は地面のみです。基本的に対策もベトベターと同様で、地面タイプの高火力ポケモンで弱点を突いていけばOKです。
- グラードン – 詳細は前述の通り。引き続き有効。
- ガブリアス – 詳細は前述参照。地面技で押せる上、ベトベトンの毒技を等倍で受けられます。
- ドリュウズ / ランドロス / ドサイドン など – いずれも地面技アタッカーとして活躍。アローラベトベトンは耐性こそ多いものの地面には無防備なので、一方的に攻めましょう。
注意: アローラベトベトンはエスパータイプが全く効かない点に注意が必要です(悪タイプのためエスパー技は無効)。まれに気合玉など格闘技を使う個体も報告されています。格闘はベトベトンに対しては等倍ですが、こちらの岩・悪ポケモンには刺さるので油断できません。結論として確実に地面タイプで弱点を突けるポケモンを用意し、短時間で倒すのが上策です。
バトル戦略と効率的なパーティ編成
シールド剥がしと立ち回りの基本
GOロケット団リーダー戦では相手(アルロ)がこちらの最初の2回のスペシャルアタックに必ずシールドを使用してきます。この仕様を逆手に取り、序盤で相手のシールドを素早く2枚剥がすことが勝利への近道です。上級者であれば、敢えてゲージ消費の少ない技を持つポケモンを先頭に起用し、開幕から連続でスペシャルアタックを放って相手のシールドを消費させましょう。例えばドリュウズのドリルライナーやルカリオのグロウパンチ等、低ゲージで撃てる技を活用すると効果的です。
シールドを剥がした後は、各ポケモンの弱点を突けるタイプ相性重視のアタッカーに繋ぎます。アルロの手持ちは多彩なので状況に応じた立ち回りが重要ですが、以下のようなパーティ編成にするとスムーズに全対応できます:
- 地面タイプのアタッカー ×1 … (例: グラードン、ガブリアス、ドリュウズ など)
初手のアローラベトベターおよび3体目候補のメタグロス・ベトベトン・ハッサムに対する切り札。地面技で全員の弱点を突けるため、パーティの軸として1体は編成します。耐久力の高いポケモンなら盾役にもなれます。 - 電気タイプのアタッカー ×1 … (例: ゼクロム、ライコウ、ジバコイル など)
2体目候補のギャラドスとヤドランに共通して刺さる枠。とくにギャラドスには電気が二重弱点なので電気ポケモンはぜひ入れたいところです。地面枠だけでは対応しづらい水ポケモンを迅速に処理できます。 - 炎タイプのアタッカー ×1 … (例: リザードン、ファイヤー、シャンデラ など)
3体目候補のハッサムとメタグロスに強く、汎用性も高い枠。ハッサムは炎二重弱点、メタグロスも炎弱点のため、炎アタッカーがいるとフィニッシュが安定します。炎ポケモンはベトベター相手では等倍ですが十分戦えます。
上記の**「地面+電気+炎」の組み合わせ**は多くの攻略サイトでも推奨されている鉄板パーティです。実際、この3タイプが揃っていればアルロの全てのポケモンに効果抜群を突くことが可能で、多少の不利対面でもゴリ押しで突破できます。
一方で、もしダグトリオが厄介な場合は炎枠を水タイプに差し替えるのも有効です。例えば「地面+電気+水」の組み合わせ(グラードン+ライコウ+カイオーガ等)にすればダグトリオも万全に対策できます。ただしその場合ハッサムを倒す手段が地面ポケモン頼りになるため、炎枠を入れるか水枠を入れるかは手持ちや想定する展開に応じて選択するとよいでしょう。
上級者向け:柔軟な交代と効率重視の戦術
アルロ戦では状況に応じたポケモン交代のタイミングも重要です。上級者であれば以下のポイントに留意して立ち回りましょう:
- 交代のタイミング最適化: 相手ポケモンを倒した直後、次のポケモンが出てくる際にこちらも即座に自分の有利ポケモンに交代すると、無駄なく有利対面を作れます。幸いロケット団リーダー戦では、こちらのポケモンが倒れた際に次に出すポケモンを選択可能です。例えば初手の地面ポケモンでベトベターを倒した後、相手の2体目が誰であれ即座に適切なカウンターに交代して迎え撃つ準備をしましょう。交代時間のクールダウンはありますが、ポケモン撃破時に交代した場合は敵の攻撃が一瞬止まる硬直時間もあるため、安全に入れ替えられます。
- シールドの温存と使用判断: 自分のシールド2枚は貴重なリソースです。基本的にはこちらの切り札ポケモンを守るためにシールドを取っておくのがセオリーです。例えば電気エースのライコウがギャラドスのハイドロポンプを受けそうな場合、即シールドで防ぎましょう。また、メタグロスのじしんやハッサムのアイアンヘッドなど、被弾すると致命傷となる攻撃は確実にシールドで防ぐ判断が求められます。一方、こちらが有利を取れている場面ではシールドを節約し、次の局面に温存する余裕も持ちましょう。
- 敢えて捨てる判断: 上級者は場合によってはポケモンを敢えて瀕死にさせて退場させる判断も行います。例えば先頭のポケモンで相手のシールドを2枚剥がし終え、十分に働いた場合、相手2体目に対して無理に粘らず倒されてしまうことで自由に後続の切り札を繰り出すことができます。こうすることで交代クールタイムの制約を受けず、安全に有利ポケモンを場に出せます。ただし自分から交代するよりも余計にダメージを受けるリスクもあるため、相手の残HPと自分ポケモンのHPを見極めて実行しましょう。
- 硬直時間の活用: ロケット団リーダーはこちらがスペシャルアタック(ゲージ技)を使用すると、数秒間攻撃を中止して硬直状態になる特徴があります。この硬直時間を利用して追加でこちらのゲージを溜めたり、後続ポケモンに交代する猶予を作ったりできます。とくに相手のシールドが残っている場合は、この硬直を利用してこちらの通常技を稼ぐチャンスです。例えばシールド剥がし目的の弱いゲージ技を撃った直後、相手が硬直している間にこちらは通常攻撃を当て放題になります。上級者であればこのテクニックでダメージ効率をさらに高められるでしょう。
- メガシンカとシャドウボーナスの活用: パーティに余裕があれば、メガシンカポケモンを1体組み込むのも上級者ならではの戦略です。メガポケモンは種族値が大幅に上昇し火力・耐久が大きく強化されるだけでなく、場に出ている間、味方の与ダメージを底上げする隠れ効果も持っています(同タイプの攻撃なら+30%ダメージ)。例えばメガリザードンYを投入すれば自分の炎技威力が飛躍的に上がり、ハッサム・メタグロス戦をより短時間で終わらせることができます。また、手持ちにシャドウポケモンの高個体がいる場合は積極的に採用しましょう。シャドウポケモンは攻撃力+20%補正が掛かるため、短期決戦では非常に有利です。シャドウライコウやシャドウエレキブルは通常個体以上の火力でギャラドスを瞬殺できます。ただし耐久は下がるため、被弾にはくれぐれも注意してください。
- 天候ブーストにも注目: ポケモンGOでは天候によって特定タイプのポケモンが強化されます。もしバトルを挑む時の天候が晴天なら地面・炎タイプの技ダメージが上昇しますし、雨天なら水・電気タイプが強化されます。上級者であれば天候ブーストも見逃さず、より有利な状況で戦いを挑むことも検討しましょう。例えば晴れの日にグラードンやリザードンを使えば、本来以上の火力で相手を圧倒できます。
以上の戦術を駆使すれば、アルロ戦は上級トレーナーにとって腕の見せ所であると同時に、確実に勝利を収めるチャンスとなります。相手のタイプ傾向を把握し最適なポケモンを揃える準備力、そしてバトル中の適切な判断力が問われますが、しっかり対策を練って臨めばアルロ撃破は難しくありません。日頃鍛え上げたポケモンたちと最新メタ知識を総動員し、ロケット団リーダーの中でも屈指の強敵アルロを打ち倒しましょう!