大谷翔平の登場曲史:2025年最新リストと選曲の裏側

――ドジャースタジアムの一塁側席で「Roundabout」が流れた瞬間、となりに座っていた地元ファンが「ジョジョだ!」と目を輝かせました。2025年4月26日の“デートナイト”。大谷選手のパートナーと紹介された〈真美子さん〉が選んだ英国プログレの名曲に、場内はどよめきと拍手で包まれます。私自身も鳥肌が立ち、「次はどんな曲が来るのだろう」と胸が高鳴りました。


1. 2025年版・最新登場曲

このほか通常時は The Show Goes On/Lupe Fiasco が定番となり、「ショータイム=大谷」を連想させると球団公式も推しているそうです。YouTube


2. 年度別・歴代登場曲一覧

期間打席登場曲投手登場曲
2013–14(日ハム)ドリームメイカー/TRIPLANE
キットカナウ/miwa
Party Maker/Perfume
2015–17(日ハム)Wrapped Up/Olly MursROUGH BOY から ROUGH DIAMOND へDo Or Die/Afrojack remixUNIVERSAL MUSIC JAPAN
2018–20(エ軍)Wrapped Up(継続)Do Or Die(継続)
2021–22(エ軍)LOST IN PARADISE feat. AKLO/ALIアメーバブログ(アメブロ)Do Or Die(継続)
2023(エ軍)The Greatest Show/映画『グレイテスト・ショーマン』
2024(ド軍)The Show Goes On/Lupe Fiasco—(術後リハビリ)
2025(ド軍)Roundabout/Yes・ムーンライト伝説/DALI ほか登板復帰後に発表予定

※複数曲を併用した年はメイン曲のみ記載。


3. 選曲の背景―印象的な4曲

  1. Wrapped Up
    2015年、球団のファン投票企画で選ばれたのがきっかけ。軽快なリズムが気に入り、大リーグ挑戦を決めた18年まで使い続けました。ROUGH BOY から ROUGH DIAMOND へ
  2. Do Or Die
    タイトルは「やるか死ぬか」。エンゼルス初登板の日に公式から起用が発表され、以降“投手・大谷”の代名詞になりました。UNIVERSAL MUSIC JAPAN
  3. LOST IN PARADISE
    アニメ『呪術廻戦』ED。2021年に二刀流でMVPを獲得したシーズンのテーマ曲で、「もう迷わない」という歌詞が本人の決意に重なると評判に。アメーバブログ(アメブロ)
  4. Roundabout
    選んだのは真美子さん。「夫が好きなジョジョを球場でも」との思いが込められていたとか。曲が流れた瞬間、三塁側ベンチでも笑顔がこぼれたと地元紙は伝えています。nikkansports.com

4. ファンと登場曲の“キャッチボール”

登場曲が変わるたび、球場の電光掲示板には曲名が掲示され、観客は拍手や歓声で応えます。私が現地で感じたのは「曲そのものが大谷選手との会話になっている」ということ。日本ハム時代に高校生ファンが「Wrapped Up」をスマホで流しながら応援していた姿を思い出し、音楽が遠い距離を一瞬で埋める力を改めて実感しました。


まとめ

  • 2025年はアニメ×プログレ路線で球場を沸かせ中。
  • 過去10年で主要曲は実質5曲と、じつは長く同じ曲を大切にするタイプ。
  • 選曲にはファンや家族の声も反映され、“勝負曲”がコミュニケーションツールになっている。

今季後半、二刀流復活と同時に“投手曲”がどうなるかも楽しみです。あなたはどの曲でバッターボックスに立つ大谷選手を見たいですか?